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タイムハーブティーの効果効能と名前の由来と伝説

タイムハーブティーの効果効能と名前の由来と伝説

「勇気の出るハーブ」と呼ばれているタイムは、ピリッとしたスパイシーな風味にかすかな辛みとほろ苦さがあり後味はすっきりとしています。タイムティーに含まれている主な成分は、チモール、タンニン、フラボノイド、サポニンなどです。タイムティーには、痰(たん)を取り除く効果もあり、痰の絡んだ咳で眠れない時にも重宝します。

 

タイムティーは、キリッと引き締まった味で清々しい香りが楽しめますが、少し辛味が強いので、シングルよりもブレンドでいただくとより一層美味しく飲めます。また抗菌作用や抗ウイルス作用に優れており、風邪やインフルエンザなどの感染症に効果を発揮します。抗アレルギー作用もあるので、アレルギー性鼻炎や花粉症の辛い症状を抑えてくれます。

 

【名前の由来と伝説】

花言葉は「勇気、行動力」です。和名では「立麝香草(たちじゃこうそう)」と呼ばれています。タイムという名前は、ギリシャ語の「勇気」に由来します。古代ギリシャでは、戦士達が、タイムで作った冠を被っていました。また、夫や恋人である騎士が戦いに出発するときに、女性がタイムの小枝を持たせて見送ったと伝えられています。タイムは多くの文明社会で勇気と結び付けられ、勇敢さの象徴とされてきたのです。また、タイムはギリシャ神話に登場するスパルタ王妃ヘレネの涙から作られたという伝説があります。

 

タイムは、数あるハーブの中でも殺菌力に優れており、古代エジプトでは高い殺菌作用から、ミイラの保存や防腐剤としても利用されていました。また、中世ヨーロッパでペストが蔓延した時には特に重宝され、タイムの枝を焚いて空気を浄化したり、お風呂に入れてつかったりして感染を防止していたと伝えられています。冷蔵庫が無い時代にはタイムを加えて料理をすることで保存効果を高めていたとも言います。

 

【効果効能】

タイムティーには高い抗菌作用があるため、風邪やインフルエンザなどの予防ケアに効果的です。風邪の症状のほか、喉の不調を改善する働きや痰を除去する作用にも期待できますので、咽頭炎や気管支炎喘息などのトラブルを緩和することにも役立ちます。一方、殺菌効果にも優れているため口臭対策にも有効です。また、ニキビの原因となる細菌を抑制する働きにも期待できます。

 

タイムティーは神経性の疾患にも効果がありますので、うつ病や頭痛の改善にも役立ちます。そのほか、低血圧の改善、疲労回復などの効能にも期待できるといわれています。タイムティーを通常の2倍の濃さで出し、うがいとして利用すると、喉の強い痛みを和らげ、口内洗浄にもなります。

 

ハーブティーの簡単な入れ方

 

★注意★
高血圧の人や妊娠中・授乳中の人は、使用に注意が必要です。長期の飲用は避けましょう。

minomi

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