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オメガ3が豊富なインカナッツ(サチャインチ)の種子の効果効能

【サチャインチとは】

サチャインチとは、グリーンの星のような形が可愛いアマゾン育ちの植物で、「インカのピーナッツ」と言われて来ました。サチャインチの外見的な特徴として、4つから7つの膨らみを持つ緑の星型の実をつけることが挙げられます。実が熟すと茶色に変化し、一つ一つの膨らみに入っているレンズ状の約1.5cmから2cmの種が取り出せます。このサチャインチの「種」がサチャインチ商品としてナッツやオイル、パウダーなどの食用や化粧品の原材料として使用されています。

 

サチャインチは、古代インカの時代からアマゾンの先住民によって伝承され、豊富なオメガと栄養素を含むことで、美容と健康をサポートするスーパーフードとして注目されています。このナッツには豊富な栄養素や抗酸化力が高く、さらに植物由来の必須脂肪酸である”オメガ3”を豊富に含み、食物繊維・タンパク質・ミネラルや抗酸化作用があるβカロテン(ビタミンA)とαトコフェロール(ビタミンE)なども含んでいます。

 

【オメガ3脂肪酸50%含む】

今話題の「オメガ3脂肪酸」を豊富に含んでいて、オメガ6脂肪酸・オメガ9脂肪酸とのバランスもとても良いです。また、ビタミンEやEPA・DHAも多く含んでいるため、アンチエイジングや健康効果も期待されています。 

 

オメガ3脂肪酸の健康効果で騒がれた亜麻仁油は熱(酸化)に弱いという問題がありましたが、サチャインチは熱に強く、調理に使えるのでレパートリーが広がります。

 

αリノレン酸とリノール酸の必須脂肪酸体内で合成できないため、これらは必須脂肪酸であり、身体機能の多くに係る重要な物質です。食事から適切な量を摂取しなければいけません。

 

【オメガ3酸脂肪酸が必要理由】

オメガ3酸脂肪酸とは、現代人が積極的に摂りたい油であり、食べる美容油として注目を集めています。オメガ3脂肪酸とは、体内では合成することができない必須脂肪酸で、食べ物から摂取する必要があり、身体に良い働きをする油です。

 

また、血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪を減らしたり、脳細胞や血管を活性化し若さを保つ作用があり、アレルギー症状を緩和するので意識して摂りたい油です。

 

現代人は、コーン油や紅花油、ごま油などの「オメガ6脂肪酸を多く摂取する傾向にあり、これは、必須脂肪酸ではありますが、摂り過ぎによって生活習慣病やアレルギーの原因にもなるので、注意が必要です。


オメガ3脂肪酸は、植物性だと”リノレン酸”であり、サチャインチには、オメガ3脂肪酸であるαリノレン酸を約50%も含有しています。サチャインチから採れる種子には、オメガ3を始め、オメガ6オメガ9をバランスよく含有しています。


【サチャインチの効能】

美肌効果(肌の代謝を促進する作用)
肌老化を防ぐ
中性脂肪の抑制
悪玉コレステロールを減少
動脈硬化予防
不整脈予防
認知症予防
アレルギー抑制
抗炎症作用
抗うつ
ストレスの緩和

 

株式会社イタンセでは、サチャインチの種子を取り扱っております。ご興味のある方はこちらからどうぞ。10粒入りと20粒入りが御座います。

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ハーブの最高峰!王様ホーリーバジルでスキンケア

【ホーリーバジルとは】

日本ではカミメボウキ(神目箒)と呼ばれるこの植物、ホーリーバジル(ハーブ)は、インドの伝統医学アーユルヴェーダで「不老不死の霊薬」とされ、その薬効で人々の心と体を長い間癒してきた神秘的な植物です。また、健康や美容に効果的なアダプトゲンの効果も最高基準とされるハーブです。ハーブティーとして飲まれることも多く、日本でも広く市販されています。ホーリーバジルティーにはカフェインが含まれていないため、老若問わず、あるいは時間帯に縛られずに飲めるのも魅力です。

 

【アダプトゲンとは】

アダプトゲンとは天然ハーブのグループのようなものです。アダプトゲンの仲間に入るためには、「服用者に無害であること」「ストレスに対する抵抗力を上げる」「体調を整える」の3つの条件をクリアしていなければなりません。

ストレスへの抵抗力や体力を高める滋養強壮効果に加え、免疫系や内分泌などといった生理機能を正常に整える効果をもつハーブ類(天然生薬)を指す用語です。

 

ホーリーバジルはその効果が高く、副作用もないため健康増進や不調などの治療にも使われる、万能なハーブのひとつとして重宝されています。ホーリーバジルは、活性酸素の働きを抑制する「抗酸化有効成分」を多く含みます。身体の老化の防止に役立ち、アンチエイジングや様々な生活習慣病の予防に効果があるとされています。

 

【肌への効果】

化粧水に使用した場合ホーリーバジルの蒸留水には、血行促進の成分「オシメン」が含まれます。これにより、一段明るく透明感のあるお肌が生まれます。さらに、ヒアルロン酸の10倍ともいわれる保湿力を持つポリグルタミン酸(納豆のネバネバ成分)は、お肌が本来もっている保湿力やバリア機能を取り戻す作用があるといわれており、お肌をやさしく潤しキメを整えてくれます。

 

血行がよくなり、キメが整ったお肌は、紫外線による影響も最小限に抑えることができ(乾燥して血行が悪いお肌は、紫外線によるダメージが残りやすい)UVケアアイテムを増やすことなくシンプルケアで、美しく健康なお肌を維持していくことができます。

 

【効能】

ハーブの王様として世界的に名高い「ホーリーバジル」は、最高峰のハーブとされており、高麗人参、冬虫夏草と並び、「アダプトゲン」として、その効果も最高基準とされていています。

 

※アダプトゲンは、トラウマ、精神安定、ストレス軽減に用いられます。
肉体疲労、ウイルス、身体の抵抗力、あらゆる面で、身体を整えてくれる万能薬になる天然の魅力的なハーブで、身体の免疫機能を高め、さまざまな栄養の消化、吸収を助ける作用などもあるため、体のスタミナをつけ体質改善にも効果が見込めます。

 

現代人のお疲れの体や、ストレスなどで弱っている体にもやさしく寄り添い、生活習慣の悪因から守ってくれる頼もしいハーブです。

 

若返りホルモンと呼ばれる「DHEA」を活性化させる作用もあるとされています。DHEAは性ホルモンを作る材料で、女性らしさ・男性らしさの源です。DHEAは代謝を高めて太りにくくしたり、脂質異常を予防したりと、美容に対して大きく貢献します。

 

こちらもオイゲノールなどの抗酸化成分が起因してアンチエイジングに対して効果があると考えられています。


DHEAの場合は若返るというよりも、どちらかというと今の若さのままでいられるように保つことが目的です。多くのハーブに見られる特徴としてデトックス作用がありますが、ホーリーバジルにもデトックスが期待できます。

 

【香りの効果効能】

〈 天然の爽やかな香り 〉 ホーリーバジルの香り成分リナロールには、心をリラックスさせ、不安やストレスをやわらげる効果があります。 天然で、ほのかな草のような香りは甘い香りや強い香りが苦手な方にもオススメです。

 

株式会社イタンセでは、ホーリーバジルの苗ホーリーバジルハーブティーを取り扱っております。ホーリーバジルのブレンドティーバックもございます。

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ワイルドストロベリー赤実|苗の育て方・特徴・効果効能

【概要】

バラ科/オランダイチゴ属 耐寒性多年草 学名:Fragaria vesca 英名:Wild Strawberry 草丈 : 10~20cm  開花期 : 4月~6月(9月~10月)耐寒性耐暑性ともに強い

 

幸運を招き奇跡を呼ぶことで話題のワイルドストロベリー。

 

かつてキリスト教では正義の象徴とされていました。花言葉は「愛情、尊重」です。ワイルドストロベリーを育てることは、結婚運だけでなく、さまざまな幸運をもたらすと伝えられています。

 

【育て方】

 日当たりがよい場所を好みますので、充分に日光の当たる水はけの良い場所で栽培しましょう。ポットからそっと根鉢を抜いて、できるだけ根土を崩さないように植え付けると年中植付け可能です。植え付け時に元肥を与え、株が大きくなってきたら追肥を施します。花壇・鉢植え・プランター・吊りバスケット・ストロベリーポット・庭植えなど植え方はお好みで自由自在。

 

秋冬植えの場合は、収穫は翌春からです。暖かくなるとランナーが伸びてきますが、実を大きく育てる為に収穫前と収穫中に伸びるランナーはできるだけ摘み取ってください。鉢植えなどにして水を控えめにすると糖度が増します。

 

【特徴】

本来、野イチゴはあまり甘くならないのですが、水を切らさないようにしながら日光に当て、風通しのよい場所に置き、完全発酵有機肥料などを与えると甘くなります。

 

ワイルドストロベリーは、ふつう食用にされるオランダイチゴ(Fragaria × ananassa)を小さくしたような可愛らしい草姿が特徴で、花壇やコンテナをはじめ、グラウンドカバープランツとしても使われます。果実はフルーティーな香りが魅力で、古くから食用や薬用に利用されています。葉はハーブティーにもなります。

 

【効能効果】

ワイルドストロベリーの葉は、ビタミンやミネラルを豊富に含んでおり美肌効果が期待できます。また、消化器の不調・炎症などにも有効と言われています。

 

実には、ビタミンや鉄分、カリウムが多く含まれていて、美肌や貧血にも良いと言われています。たくさん集めて栄養たっぷりのジャムを作ってみるのもいいですね。そのまま食べても胃炎に効くとも言われています。


美白、シミ、そばかすを減らす効果もあると言われるおり、「ワイルドストロベリー」の実をつぶしてそのまま顔に塗ると美容液代わりになります。女性には嬉しい、美容にもいい「ワイルドストロベリー」と言えます。肝臓・腎臓の機能を高めて体内の浄化を促し、腎臓の機能不全にも効果があります。

 

また、ワイルドストロベリーが持つ消炎作用から、膀胱炎、リウマチ、関節炎、湿疹治療などに用いられます。さらに、ハーブティーとして飲むと解熱効果があり、風邪で熱を出した時や体が火照っている時に飲むと体を冷やしてくれます。

 

効能・効果まとめ

強壮、収れん、利尿、抗炎症、緩下、傷の治癒、浄化

 

【色々な楽しみ方】

「ワイルドストロベリーティー」は、意外にもフルーティーな香りではなく、番茶に近い香りがします。くせのない味で飲みやすいハーブティーが出来上がります。

 

焼酎に実を入れて果実酒やワインにつけてワイルドストロベリーワインを作ることもできます。

 

ハーブティーとして頂く他に、料理やお酒、美容(日焼け、しみ、そばかす)と様々な楽しみ方があります。

 

初心者にも育てやすくまた、多くの効能も兼ね備え、更に幸運も呼び寄せる魅力的なワイルドストロベリー。甘い香りと小さな可愛い実で幸福を呼び寄せてみませんか?

 

株式会社イタンセでは、ワイルドストロベリー赤実の苗を取り扱っております。ご興味のある方はHPをご覧ください。こちらからどうぞ

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ワイルドストロベリー白実の育て方・特徴・効能効果

【概要】

バラ科/オランダイチゴ属 耐寒性多年草 学名:Fragaria vesca 英名:Wild Strawberry
草丈 : 10~20cm  開花期 : 4月~6月(9月~10月)耐寒性耐暑性ともに強い

 

白い実のワイルドストロベリーは、ランナーが出てよく広がっていく種類です。白い実のために虫や鳥に食べられる心配も少ないので、寄せ植えにも向いていると言われます。ワイルドストロベリーは、ヨーロッパでは幸運と幸せを呼ぶと言われ、アメリカでは奇跡を起こすと言われています。

 

また「ワイルドストロベリー」の花言葉も日本では「尊重と愛情」「清浄」「無邪気」「幸せな家庭」といった花言葉があります。ヨーロッパでは、「Lucky&Love」、アメリカでは、「Miracle」とどこの国でも縁起が良く愛に溢れた奇跡を呼ぶ植物として大変人気です。

 

大切に育て実が生った時に、「伴侶が見つかる」、「子宝に恵まれる」などの幸運に恵まれるかもしれません。今では幸運を呼ぶイチゴとして女性に特に人気です。葉や実やお花から甘い香りが漂い見た目も可愛いのでお部屋で育てる人もいます。

 

【育て方】

日当たりがよい場所を好みますので、充分に日光の当たる水はけの良い場所で栽培しましょう。ポットからそっと根鉢を抜いて、できるだけ根土を崩さないように植え付けると年中植付け可能です。植え付け時に元肥を与え、株が大きくなってきたら追肥を施します。花壇・鉢植え・プランター・吊りバスケット・ストロベリーポット・庭植えなど植え方はお好みで自由自在。

 

秋冬植えの場合は、収穫は翌春からです。暖かくなるとランナーが伸びてきますが、実を大きく育てる為に収穫前と収穫中に伸びるランナーはできるだけ摘み取ってください。鉢植えなどにして水を控えめにすると糖度が増します。

 

【収穫】

秋植えの場合は、翌春5月下旬頃から7月頃まで収穫できます。秋は10月頃に少し実がつくことがあります。株の状態を見ながら、肥料切れを起こさないよう追肥を与えてください。春植え(3月頃)の場合は、6月頃からの収穫になります。

 

【特徴】

珍しい白実のワイルドストロベリーです。赤実と比べると実の酸味が弱く、食べやすい品種です。ワイルドストロベリーは、ふつう食用にされるオランダイチゴ(Fragaria × ananassa)を小さくしたような可愛らしい草姿が特徴で、花壇やコンテナをはじめ、グラウンドカバープランツとしても使われます。葉がやや小ぶりで赤実よりランナーがでやすいです。

 

果実はフルーティな香りが魅力で、古くから食用や薬用に利用されています。葉はハーブティーにもなります。

 

【効能効果】

ビタミンやカリウムなどの栄養成分が含まれているので美容にも効果的です。美容の他にも腎臓や内臓など内臓にも良いとされています。関節やリウマチ、皮膚炎などにも効くと言われています。

 

ハーブティーはその香りを楽しみ、リラックスするために愛飲する人も多いですが、このハーブには体を冷やす効能があり、風邪で熱を出した時にハーブティーにして飲むと解熱効果があると言われています。

効能・効果まとめ

強壮、収れん、利尿、抗炎症、緩下、傷の治癒、浄化

 

【色んな楽しみ方】

ジュースやジャムに加工して食べるのも良いですし、そのまま生で食べても美味しいです。甘酸っぱい味は癖になり、多くの人を魅了しています。冷凍して保存することもできます。また、葉に関してはハーブティーとして楽しむ人が多いです。

 

イチゴの白い花を咲かせた後も実が熟すまでをゆっくりと楽しむことができ、一年中いろいろな楽しみ方ができます。

 

育てやすくまた、多くの効能も兼ね備え、更に幸運も呼び寄せる魅力的なワイルドストロベリー。甘い香りと小さな可愛い実に幸福をもらってみませんか?

 

株式会社イタンセでは、ワイルドストロベリー白実の苗を取り扱っております。ご興味のある方はHPをご覧ください。こちらからどうぞ。

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冷え性の原因と症状は?改善と対策にジンジャーハーブティーで温活

【症状】

冬場にある程度手先や足先が冷たくなるのは、当然のことですが、外気温によって冷やされる程度ではなく、手と足の先端がかなり温まりにくく、慢性的に冷えているような感覚があるときに、冷え症と呼びます。

 

夏なのにからだが冷えている。あるいはからだが冷たいと感じている症状などもそうです。からだの中から冷えるため、少しからだを動かしたくらいでは、なかなか温まらないです。

 

冷え症は、本来はたらくべき体温調節機能がうまく機能していない状態です。

 

冷え性は女性に多い症状です。個人差はありますが、女性の半数から7割近い方が冷えをつらいと感じています。女性は男性に比べると、熱を作り出す筋肉が少ない、皮膚の表面温度が低い、貧血や低血圧の人が多いことなどがその理由と考えられます。また、月経の影響などで、腹部の血流が滞りやすいといったことも、女性に冷え性が多い理由です。

 

【原因】

自律神経の乱れ

皮膚感覚の乱れ

血液循環の悪化

筋肉量が少ない

女性ホルモンの乱れ

 

【改善と対策】

ストレッチ・マッサージ・食べ物・お風呂などで血行の巡りを良くします。カイロや保温力が高い靴下などの小物も取り入れるのも良いですね。

 

しかし、やはり慢性冷え性を改善するには、運動で筋肉量を増やし、内臓を冷やさないことです。

 

【ジンジャーハーブティー】

生姜は体の中から温まることで知られていますよね。そこで、生姜に効果効能別にハーブとブレンドすると温まるだけでなく、美肌効果や風邪予防なども期待できいます。

 

ローズヒップは、高い美肌効果を秘めていることで知られています。含有する豊富な栄養成分(ビタミンCなど)がメラニン色素の生成を抑えてシミを予防し、コラーゲンの生成を助けて美肌やアンチエイジングに効果を発揮するといわれています。

 

レモングラスカットは、血流を改善し、代謝をよくする効果があるので、冷え性やむくみ、また、痛みを和らげる効果に効くと言われています。

 

ルイボスは、アンチエイジング・美肌・妊活・むくみ・冷え・アトピー・ダイエットなど、女性に嬉しい効果があります。

 

ペパーミントカットは、胃腸トラブルの改善に役立ちます。食べすぎや飲みすぎの後に飲むと、消化を促進させてくれ、なおかつ口の中がさっぱりとします。

 

また、鎮静作用があり、不安や緊張、イライラなど高ぶった神経を鎮静し、気分を穏やかにする効果があります。リラックスしたいときなどにお勧めです。

 

また、抗菌作用や抗炎症作用があり、咳や喉の痛みなどの呼吸器系のトラブルにも効果的です。風邪の初期症状にも有効です。

 

カモミールは、安眠を誘い、リラックス効果があるといわれています。リラックス・鎮静効果、花粉症や鼻づまりを落ち着かせると言われています。

 

色んなハーブとブレンドをして美味しく温活しましょう♪ハーブを取り入れることで私たちの生活をサポートし、うるおしてくれるのでおススメです。

 

株式会社イタンセでは、ハーブティー・ブレンドハーブティーを取り扱っております。ご興味のある方はHPをご覧ください。こちらからどうぞ。

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ローマンカモミールの特徴と育て方と冬の管理方法

【概要】

ローマンカモミール 学名:Chamaemelum nobile(Anthemis nobilis) 和名:ローマカミツレ 英名:chamomile、Roman chamomile 

 

【特徴】

ローマンカモミールは、ジャーマンカモミールとよく似た白い花を咲かせますが、花だけでなく葉にもリンゴの香りがある常緑の多年草です。

 

葉は細く小さいです。ほとんど分岐しない花茎の頂点に咲く花は、ジャーマンカモミールよりやや大きめで、中心の黄色い部分がつまめるほど盛り上がることはありません。

 

花の時期以外は草丈が低く、カーペット状に横に広がり、踏みつけにも強いので、香る芝生として栽培されることで有名です。成長が遅いことと維持管理に手間がかかることから、小規模な芝生や香りのベンチ程度の広さが適しています。

 

「植物の医者」とも呼ばれるように、ローマンカモミールはまわりの植物を元気にするといわれます。このため、コンパニオンプランツとして花壇や菜園に植えられることもあります。

 

耐寒性はありますが、日本の高温多湿の夏には弱いため、夏越しには工夫が必要となるハーブです。

 

【効能効果】

ハーブのなかでも最もよく知られたものの一つで、古くから薬草として用いられた歴史があります。

 

ティーはジャーマンカモミールより幾分苦みがあり、成分にも違いがありますが、イギリスではジャーマンカモミールの代わりに使われます。消化器系の不調に内服したり、皮膚の炎症に外用したりしますが、妊娠中は使用を避けましょう。花を蒸留して得られる精油には鎮静作用があり、リラックスを目的にアロマテラピーで使用するほか、産業的には主に化粧品に用いられています。

 

【基本的な育て方】

土が乾いていたら水をやってください。一般的な植物と同じです。極端な乾燥を嫌い、過湿も嫌いですが、表土が乾いたら水をやってください。肥料はハーブの肥料や配合肥料などを成長を見ながら与えてください。

 

どちらかというと乾燥気味を好みますが、成長期に水が切れると葉が傷み成長が止まるので乾燥しすぎも避けます。

 

【冬の管理方法】

ローマンカモミールは多年草ですので、冬期は葉が多少枯れますが、翌春に芽吹いてまた花を咲かせてくれます。

 

★ご注意★

キク科植物にアレルギーのある方は、栽培にも利用にも注意が必要です。

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ローズマリーの使い方|料理・消臭・お風呂・乾燥・お茶

ローズマリーの属名Rosmarinusは「海のしずく」を意味します。ヨーロッパでは、教会、死者、生者を悪魔から守る神秘的な力を持つといわれていました。キリスト教以前のヨーロッパで祝典や結婚式、葬儀に用いられたとされ、「変わらぬ愛」や「貞節」の象徴とされ、その生育はキリストの生涯を象徴し、多くの伝説で聖母マリアと結びついています。海のしずくローズマリーの色んな楽しみ方をご紹介します。

 

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ローズマリー冬越しで枯れた原因と冬場の管理方法~鉢植え・地植え

ローズマリーの冬越しの後に枯れた原因と冬場の管理方法をお伝えします。

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ミントの冬場の育て方と管理方法|室内・プランター・鉢植え・地植え

【概要】

ミント(mint)はシソ科ハッカ属(ミント属、メンタ属)の総称。

寒さに非常に強いため、極寒のエリア以外は冬もそのまま屋外で大丈夫です。真冬は温暖地以外では地上部が枯れるので、その前に地際から切り戻します。地上部が枯れても、翌春に地下の茎から芽吹きます。

 

【基本の育て方】

丈夫で栽培は容易です。プランター植えや室内栽培の場合は市販の培養土を使ってください。地植えの場合は水はけのよい場所にバーク堆肥と腐葉土などで土壌改良してください。元肥は緩効性肥料か有機配合肥料などを軽く施します。

 

乾燥を嫌うので、鉢植えは土の表面が乾きはじめたらたっぷりと水を与えます。地植えの場合、根が活着したら特に水やりの必要はありません。

 

繁殖力が旺盛なので、他の植物との間隔はあけてください。草丈が30cm程度になる前に軽く摘心をして枝数を増やしてください。

 

(「摘心」という言葉は、「摘芯」や「ピンチ」などとも書かれ、植物の新芽を取り除く剪定の1種です。植物の場合は「摘心」を行うことで側枝を増やしたりコンパクトに仕上げたりしたい場合などに実施します。また花をたくさん咲かせたいなどの時にも行うことがよくあります。)

 

【追肥】

4月~10月の温度がある時期は3か月に1回程度軽くあたえます。肥料が多すぎると香りが薄くなります。

 

【害虫】

アブラムシ・ハダニ・ナメクジ・ヨトウムシ・など。

 

【増やし方】

水挿しによる繁殖は、根が出てから植えるので、一番簡単で確実な方法です。

(ミントの水挿しのやり方)

ミントは土以外に水で育てる方法もあります。このことを水耕栽培と言います。ミントは、茎に節があり、その節から根や葉っぱが出てくる仕組みです。土の下の部分の節からは根、土の上の部分は葉になります。

 

水につかる部分の葉は、必ず取って最低2~3節は水につかるようにして花瓶やコップに入れておきます。これは、葉っぱが水につかっていると、水が腐りやすくなるためです。

 

また、根が出るのは節からなので、節のある部分が水につかっていることが根を出すためのポイントです。確実に根付くまでは、直射日光が当たらない風通しのよい場所で管理します。根っこが出たら茎を鉢やポット苗に植え替えます。

 

【冬場の管理方法】

ミントは一度植えると、冬に霜に当たっても根は残り、春になると新芽を芽吹いてくる宿根草、冬越しするハーブです。香がよく、葉っぱも鮮やかな緑なのでとてもキレイです。

 

ミントは生命力がとても強く、霜に当たっても春にはまた新しい芽が生えてきます。植物の栽培に慣れていない方でも、失敗することはほとんどありません。収穫した後も色々な使い方を楽しめるので、気軽に栽培してみてくださいね。

 

株式会社イタンセでは多種のハーブを取り揃えております。ご興味のある方はHPをご覧ください。こちらからどうぞ。

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カモミールローマンジャーマンダブルフラワーの苗の特徴・種類・効能・利用法

【概要】

キク科 カマエメルム属  多年草 学名:Chamaemelum nobile ‘Flore Pleno’ 流通名: ダブルフラワーカモミール 英名:Roman chamomile Double Flower. 原産地: ヨーロッパ~アジア西部 花:白~クリーム色 開花期: 5月~6月 草丈:約10~30cm

 

【特徴】

八重咲のほふく性の品種で、ローマンよりもコンパクトな草姿なので、よりグランドカバーに向いています。

 

「大地のリンゴ」と呼ばれるように花に甘いリンゴの香りがあります。女性のハーブとも呼ばれ親しまれてきました。ローマンカモミールの変種で、八重咲きの人気品種です。丸い白色からクリーム色の花を咲かせます。

 

乾燥した花の姿がかわいらしく、一重の基本種より香りが甘いことからハーブティーに多用されます。

 

一重のローマンに比べ花びらが落ちにくく、収穫しやすいです。ローマンカモミールは、ジャーマンカモミールとよく似た白い花を咲かせますが、花だけでなく葉にもリンゴの香りがある常緑の多年草です。

 

ほとんど分岐しない花茎の頂点に咲く花は大きめです。花の時期以外は草丈が低く、カーペット状に横に広がり、踏みつけにも強いので、香る芝生として栽培されることで有名です。

 

成長が遅いことと維持管理に手間がかかることから、小規模な芝生や香りのベンチ程度の広さが適しています。

 

「植物の医者」とも呼ばれるように、ローマンカモミールはまわりの植物を元気にするといわれます。このため、コンパニオンプランツとして花壇や菜園に植えられることもあります。

 

耐寒性はありますが、日本の高温多湿の夏には弱いため、夏越しには工夫が必要となるハーブです。

 

【カモミールの種類】

カモミールと呼ばれるハーブには、ほかにコシカギク属(シカギク属、Matricaria)で一年草のジャーマンカモミール、カミツレモドキ属(Anthemis)の多年草で染色に用いるダイヤーズカモミールなどがあります。ローマンカモミールも、以前はカミツレモドキ属に分類されていました。

 

【利用法】

ティー、オイル等に利用できます。

・ハーブティー(花と葉茎)

・ビネガー、オイルなど

 

【効能】

ティーには鎮静や消炎、発汗作用があります。鎮静作用の効果があるとされるエステルの含有率が高く、その芳香はストレス解消や不眠に効能があるとされ、入浴剤にも使われています。古くから薬草として用いられた歴史があります。消化器系の不調に内服したり、皮膚の炎症に外用したりします。花を蒸留して得られる精油には鎮静作用があり、リラックスを目的にアロマテラピーで使用するほか、産業的には主に化粧品に用いられています。

 

★ご注意★

キク科植物にアレルギーのある方は、栽培にも利用にも注意が必要です。病気や妊娠中の方は、使用に注意が必要です。効果には個人差があります。

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